納豆って腐るの?保存方法は?気になる納豆の豆知識をご紹介!

natto 食品・保存、賞味期限

私は「朝ご飯の最高のおかず選ぶとしたら?」
こんな質問をされたら迷うことなく「納豆」を選びます!

 

 

大豆を納豆菌で発酵させてできた納豆は、栄養が豊富でダイエットや健康にも大注目!

 

そんな納豆ですが腐ってるのかわからない、たくさん買いすぎて保存の方法が
わからないと悩んでいる方も多いはず。

 

 

今回の記事は納豆の保存方法から保存期間、納豆についての豆知識の順に
紹介していきます。この記事を読んだら
今から納豆を買いに行きたくなるでしょう^^

 

 

納豆って腐ってるの!?

 

 

まずこの疑問にお答えします。
「納豆ってもともと腐ってるんでしょう?」
こんなことを言う人がたまにいます。

 

 

納豆は本当に腐っているのでしょうか?
見た目はたしかにそのように見えなくもないような気がしますが腐っていません。

 

 

納豆は「腐敗」ではなく「発酵」させて作られているのです。
発酵食品が発達するまで奇跡のような出来事があり今に至ります。

 

ここではまずは納豆ができるまでの過程、発酵について簡単に説明します。

 

 

腐敗も発酵も過程は一緒

 

 

人間にとって悪い菌が増えると腐敗と言います。

人間にとって良い菌が増えると発酵と言います。

 

人間にとって都合の良いものが発酵食品です。

 

 

発酵食品の発見の過程を見ていくと、多くの地域で偶然による発見だと
伝わっています。

 

皮袋に入れたままにしておいた牛乳が固まってできたのが
チーズのルーツだという説もあります。

 

 

面白いことに、ヨーグルトや漬物つくりで重宝される乳酸菌も、
酒作りでは酸味をひき起すので悪者として扱われています。

 

 

同じ微生物が「発酵」させたり「腐敗」させたりすることもあるのですね。

発酵の世界は奥が深いですね^^

 

 

もとの素材とは別物!?発酵食品の4つの特徴

 

 

・風味が豊かになりコクが出る

 

・栄養価がアップする

 

・酵素の働きによって消化が良くなる

 

・元の素材よりも保存がきく

 

納豆はまさに別物ですね。他にも、味噌、漬物、醤油、酒など
もとの素材から大きく姿を変えているものもあります。

 

 

日本ではさまざまな発酵食品が存在し多く発達していることがわかりますね。

 

それでは納豆に話を戻しますね。

 

納豆の賞味期限は?

 

 

先ほど述べたように納豆の賞味期限は意外に短いです。

 

常温だと発酵が進んでしまいます。基本は冷蔵保存で賞味期限を
きちんと守ることをおすすめします。

 

 

発酵が進んでしまうとどうなる?

 

 

まず風味が変わります。
さらに発行がどんどん進めばアンモニア臭を発生させます。

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わたしは賞味期限が一週間程度過ぎた納豆を食べたことがありますが
風味がなくなっていることと、納豆の中に砂が混じっているような食感がありました。

 

 

納豆を美味しく食べるには、やはり賞味期限を守ることが無難です!

 

 

つぶつぶした砂のような食感は何だろうかと調べたところ
「チロシン」というアミノ酸が結晶したもので、冷蔵庫で保管した場合、
賞味期限内で発生することは通常ありません。

 

 

しかし、常温で10度を超える環境ではチロシンが発生することがあります。
常温保存もおすすめできないですね。

 

 

冷蔵保存の保存期間は1週間から10日(賞味期限参照)
理由は発酵が進んでしまい味、風味、食感が変わる。

 

 

説明したように納豆の賞味期限は1週間程度。もしも大量にまとめ買いして
食べきれない時は「冷凍で保存」という手もあります!

 

 

納豆は冷凍で保存できる!そして解凍の仕方は?

 

 

納豆を冷凍庫で保存した場合、保存は2か月くらい持ちます。
そのままパックごと入れて保存できますが、
におい移りも気になる方もいると思います。

 

 

その場合はパックごとジップ付きのフリーザーバックなどに入れて保存します。
この時のコツは空気を抜いて保存することです。
密閉して乾燥を防ぐことで少しでも風味を落とさないようにします。

 

 

さらにパックごとだとかさ張るし冷凍庫にあまり入らないという方には
パックから納豆を出してタッパーに入れて保存するという方法もあります。

 

 

冷凍した納豆を解凍するときに気をつけること

 

 

冷凍した納豆は電子レンジで加熱すると味が落ちてしまうことがあります。

ですので自然解凍がおすすめです。

 

 

私の感想ですが、レンジでチンして食べると食感があまり良くなかったです。

 

もしかすると絶妙なタイミングで温め時間を調節すると
美味しくいただけるかもしれません。

 

 

私が食べるときは冷凍庫に保管しておいた納豆を
前日に冷蔵庫に移しておきます。そうすれば美味しく食べられます。

 

 

ちなみに納豆に含まれる納豆菌は冷凍しても活動が止まるだけで
生きているので解凍されるとまた活動を活発にします。

 

 

保存方法と保存期間のまとめ

 

 

常温保存× おすすめできない(10℃以下の環境ならその限りではない)

 

冷蔵保存〇 保存期間は一週間~10日 パックのまま冷蔵庫で保存

 

冷凍保存〇 保存期間は約2か月   保存袋に入れて密閉させて保存

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?
納豆は腐敗ではなく発酵している食品でしたね。発酵の過程で味が変わり
栄養価もアップします。

 

 

最近ではナットウキナーゼやビタミンKなど納豆特有の栄養が注目され、
健康や美容にも効果があると知られています。

 

 

積極的に納豆を取り入れてみてはいかがでしょうか?
たくさん購入した時は今回ご紹介した冷凍で保存する方法も
試してみてくださいね!

 

 

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