炊飯器のご飯に虫が湧く?!長持ちするご飯の保存方法はこれ!

rice-cooker 食品・保存、賞味期限

炊飯器を4,5日放置して久しぶりに開けてみたら、
ふにゃふにゃなご飯の周りに小さな虫がうようよしていて、
鼻をつくにおいがした!

 

という体験談を、一人暮らしの甥っ子(20代後半)から聞かされたのは夏の終わり。

 

炊飯器って、一応密閉状態だよね?なんで虫がわくわけ?と言う甥っ子。

 

水分を多く含んだ食品は、ご飯に限らず腐るんですよ・・・・。
それが夏場だったら当たり前です・・・。

 

今日は炊飯器ごはんはなぜ腐るのか、ご飯を長持ちさせる方法をご紹介します!

 

 

家電製品は過度に信用しない!炊飯器には保温可能時間がある。

 

 

我が甥っ子の例はそうない話だとしても、忙しい朝、タイマーで炊いたご飯を食べ、
残ったものを炊飯器で保温のままにして出勤、
帰ってきて夕飯に食べる、なんてことは日常茶飯事ではないですか?

 

でも、炊飯器には「保温可能時間」なるものがあるんですよ。

 

メーカーによっても様々ですが、だいたい12~24時間くらい。

 

高額な炊飯器だと30時間保温可能なんていうのもあるようですが、
つまり、炊飯器に入れておけばずっと大丈夫なんてことはないのです。

 

夏場などは、半日で黄ばんできて、
朝炊いたご飯を夕方食べようとして炊飯器を開けたらねばっとしていて
「腐っていた!」なんていうこともあります。

 

数日放置したら当然カビが生えたり虫がわいたりします・・・。

 

腐っていはいなくても、炊飯器の中で放置すれば水分は次第に飛んでいき、
ぱさぱさして味も落ちてきます。

 

炊飯器は炊いたご飯を保管するものではなく、ご飯を炊くもの
ととらえておいた方がいいのですね。

 

 

ごはんを長持ちさせたいなら炊飯器のお手入れを欠かさずに!

 

 

炊けたらすすぐに食べたいのはやまやまですが、食事の時間が家族バラバラで、
どうしても保温の状態で長くご飯を保存してしまうことになる
ご家庭も多いでしょうね。

 

炊きあがったご飯を出来るだけおいしく、痛まないように炊飯器の中で保存するには、
まず、日頃から炊飯器のお手入れをしておくことが大切です。

 

とにもかくにも、まずは炊飯器を清潔に保つこと。

 

炊飯は大量の蒸気を発生させます。蒸気が冷えれば水になります。

 

水分は、カビや腐敗の元です。

 

大量の水分に長時間さらされる炊飯器の蓋やパッキンなどはいつも清潔にしましょう。
出来れば炊飯の度に洗って乾燥させるのが一番です。

 

次にお米を丁寧に洗うことです。

 

ぬかが大量についたお米は黄ばむのが早いですので、丁寧にしっかり研ぎましょう。

 

特に最初のとぎ汁はさっと捨てましょう。
あまり研ぎすぎるとお米のおいしさが失われると言いますが、
かといってあまり研がないと炊いた後のご飯が早くいたみます。

 

そして炊き上がったらご飯を中心に寄せること。

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ご飯が内釜に触れていると、その部分から乾いてカチカチになってきます。
保温にする前に、内釜の真ん中にご飯を寄せておきましょう。

 

内釜になるべく触れさせないことで、ご飯はいたみにくくなりますよ。

 

 

「保温はせいぜい2,3時間。すぐに保存しましょう!」

 

 

炊き立てのご飯を長く楽しむには冷凍保存!保存方法をご紹介!

 

 

炊き立てのご飯はおいしいですよね。
そのおいしさを炊き立てじゃないご飯でも味わうための
一番の方法は「冷凍保存」です。

 

炊き立てのほっかほかのご飯をラップで包んで、粗熱が取れたら冷凍庫へ。

 

フリーザーパックでもいいですが、
ポイントは「ご飯を押しつぶさないこと」です。ふんわりさせたまま、
平たく整形して冷凍します。

 

冷たくなるまで待っていると、炊いたご飯が劣化して味が落ちるので、
冷め切らないうちに冷凍庫へ入れるのがポイントです。

 

 

冷凍ご飯を温めるときは、自然解凍や電子レンジの解凍機能は使わずに、
500800ワットくらいで一気に過熱するのがいいようです。

 

ラップを外すと勢いよく湯気が出て、
つやつやと炊き立てのご飯を思わせるようなおいしさになります。

 

冷凍ご飯は3週間から1か月保存がききます。

 

 

ちなみに、冷凍庫ではなく、冷蔵庫で保管したご飯の賞味期限は3日くらいです。

 

朝炊いたご飯をお昼にチャーハンにするくらいであれば冷蔵庫でも大丈夫ですが、
そうでなければ冷凍することをお勧めします。

 

冷蔵ご飯は3日の間にだんだん味が落ちて行きます・・・。

 

炊き上がった後にラップに包んで、、、と少々面倒くさいのですが、
実は6時間炊飯器で保温すると、1回炊飯するのと同じくらいの
電気代がかかるだけでなく、ご飯もおいしくなくなります。

 

美味しいご飯は日本人の心ですから、ちょっとの面倒はこらえてみましょう!

 

 

まとめ

 

 

白米が苦手という日本人はあまりいません。

 

逆に、白いご飯さえあればおかずがそんなに贅沢なものでなくても
幸せだと思えるのが日本人。

 

毎日の食卓に、おいしい炊き立てのご飯が出てきたら、それだけで嬉しいですよね。

 

 

今、家電量販店に行くと、炊飯器のコーナーにはこれでもかというくらい
たくさんの商品が並んでいます。お値段もぴんきりです。

 

 

でも、どんな炊飯器をつかっても、炊いた後のご飯に関しては
気を付けるポイントは同じなようですね。

 

 

長時間、炊飯器の中に放置しないこと。

 

ご飯をおいしく食べるための工夫は、ハイグレードな炊飯器を購入することより、
毎日の炊飯後にちょっとした手間暇をかけることのようですね。

 

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