里芋の賢い保存方法をご紹介!土付きはこう保存する!

taro 野菜・保存、賞味期限

寒くなり始めると無性に食べたくなるのが里芋ですよね。
煮っ転がしはもちろん、おでんに入れたり、豚汁にしたり。

 

 

もちろんそのままふかして、お塩を軽くふって食べたり。
もともとイモ類が大好きな私ですが、寒い時期は、断然里芋。
じゃがいもよりはるかに出番が増えます。

 

でも、じゃがいもよりお値段がはりますよね。。。

 

しかも、痛みやすい。

 

地域によっては土付きの里芋しか買えなかったりして
(私の田舎の方は土付きより洗った状態の里芋の方をよく見ます)、
保存方法も何がベストなのかよく分かりません。

 

 

私自身の食欲のために(笑)
今日は土付き里芋の保存方法について解説します!

 

 

里芋の保存方法。まずはなるべく新鮮な里芋を選ぶ!

 

 

里芋を上手に保存しても、買ったときにすでに新鮮でなかったら
意味がありませんよね。

 

 

そこでまずは、里芋を選ぶ目を養いましょう!

 

 

里芋の新鮮ポイント1

 

まるまるとしていること
見た目で丸くぷっくりしていたら、袋を持ち上げてみましょう。
どっしりと重みがあればOKです。

 

 

里芋の新鮮ポイント2

 

土がしっかりついていて、表面がしめっていること。

 

 

里芋の新鮮ポイント3

 

かび臭くないか?
里芋は、古くなってくるとかび臭くなります。

 

ビニール袋などに入っていると臭いが確認できませんが、
表面が変色していたりする場合はカビが生えているサインです。

 

土がついていると見にくいのですが、里芋にきれいな縞模様が入っていること、
そして表面に傷がないことも、新鮮である条件です。

 

 

傷がついていると、新鮮な状態で購入しても雑菌が入り易く、
すぐにいたんでしまいます。

 

傷の有無は、大きな傷であれば、袋の外側からでも判別できます。
購入する前によく観察しましょう。

 

 

里芋を保存する適温と状態とは?

 

 

新鮮な里芋を購入したら、次は保存です。
実は里芋は、常温で保存するのが一番いいです。

 

ただその“常温”が要注意なんです。常温とは10~25度

 

 

常温状態を保つことが出来れば、1か月保存がききます。
が、この温度管理、秋口は特に難しいですよね。

 

 

気温が極端に変わりやすい季節は要注意なんですが、
どうしたらその状態に保てるか、思案のしどころです。

 

ではどうしたらいいか。

 

1か月は持ちませんが、冷蔵庫を使って保存することも可能です。

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土付き状態の里芋を、
新聞紙(なければキッチンペーパーでも大丈夫)でくるんで、
包んだ里芋をビニール袋にいれ口を締めます。

 

そのビニール袋を紙袋にいれ、冷蔵庫の野菜室へ。
なかなか手間がかかりますが、
これは里芋を湿気から守るための対策です。

 

冷蔵庫であれば気温の変動を心配をする必要はありません。

 

もちろん、常温ではなくなるので2週間くらいしか持ちませんが、
常温保存をしてダメにしてしまうことを考えたら、
冷蔵庫で保存して2週間で使い切ってしまうという手はアリですね。

 

 

そして。
保存する場合、里芋についている土はそのままにするのがベストです。

 

 

里芋の表面には細かい毛がたくさん生えていて、
土を落とすために洗おうとすると濡れてしまいます。

 

一旦濡れると、毛が細かいだけに乾きにくくカビが発生する原因となるのです。

 

 

里芋の冷凍保存はアリ?

 

 

なんでも冷凍保存したくなる私。いつも冷凍庫はパンパンです。(笑)
里芋も、大量にいただいたりすることがあって、嬉しい悲鳴と一緒に
冷凍庫へ入れてしまいたい衝動に駆られることがしばしば・・・・。

 

 

でも!

土付きの里芋を、そのまま冷凍庫へ入れては絶対にいけません!

 

冷凍保存をする場合は、かならず調理した状態で行います。

 

煮っ転がしにするか、豚汁にするか決まっていなくても、
例えば、土を落とし、皮をむき、軽く塩茹でします。

 

しっかり冷ましたら、小分けにしてジップロックで密閉。
そして冷凍庫へ。

 

私は、まるごとの状態と、輪切りにした状態と2パターン作ります。
メニューによって使い分けるためです。

 

 

というのも、冷凍した里芋を解凍すると、
解凍するまでの間にふにゃふにゃになってしまうことがあるので、
凍ったまま調理したいのです。

 

予め切ってあれば、そのまま鍋に入れられますよね。
しかもさりげなく時短。

 

里芋は洗って皮をむいて、までが手もかゆくなるし、
ぬめぬめしていて扱いづらく、面倒くさいのです。

 

 

塩茹でして冷凍した里芋は、冷凍庫で1か月くらい保存ができます。

 

新鮮なうちに冷凍保存した里芋は、冷凍だとは思えないほどおいしいですよ。

 

保存期間が長くなって里芋が痩せてしまう前に、
計画的に冷凍するのもひとつの方法です。

 

 

まとめ

 

 

土付きの立派な里芋を頂くと、私はまず、衣担ぎにします。
新鮮な里芋は、つるんと皮がむけて、ほくほくして、甘くて、それはそれは絶品。

 

言葉になりません。

それで日本酒があればもう何もいらない最強のごちそうです。

 

 

数ある里芋料理も、やはり保存とセットで考えないといけません。

 

少しでもそのおいしさを長持ちさせるために、
時には少しの手間を惜しんでお世話しましょう。

 

手間暇の後には、家族の“おいしい!”が待ってますからね!

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