カレンダーの残りの枚数が減ってくると、なんとなく気ぜわしくなりますね。
お正月を迎えるためには、なにかと準備が必要!
お年玉も大切な準備のひとつ。ポチ袋とピン札を用意したら、
あとは渡すタイミングですね。
お年玉を渡すタイミングは、それぞれの状況で異なります。
今日はお年玉の渡し方に合わせてお年玉は何歳まで渡すのか、相場は?
などもご紹介します!
お年玉渡すタイミング~パパやママから子供に渡す場合~
パパやママから子供に渡す場合は、お雑煮の用意をして、家族そろって
「あけましておめでとうございます」と挨拶をしてから、
子供たちに渡すのが一番でしょう。
お正月は年神様を迎える大切な行事です。
儀式的であっても、あらたまった気持ちで
お年玉を渡して、受け取ると言うのはお正月らしい美しい風景です。
子供が高校生くらいになって、部活などで朝早くに出かけてしまう場合は、
帰ってきて落ち着いて挨拶をしてからでよいでしょう。
挨拶と一緒にするのが一番でしょう。
お年玉を渡すタイミング~親戚の子供に渡す場合~
祖父母の家に親戚が集まってお正月を過ごすこともあるでしょう。
その場合は、まわりの親戚や祖父母のやり方に合わせましょう。
例えば、親戚やその子供たち全員が揃ったら、
おばあちゃんが「どれ、お年玉をわたすとするか」
などの声が聞こえたら、おばあちゃんの後にお年玉を渡します。
親戚やその子供たちが多いのならば、渡し漏れがあるといけませんので、
年上の子供から順に渡していきましょう。
習慣に習い、他の親戚が渡しているのに習って、お年玉をもらってもわからない
2歳以下の子供には、その子供のママに渡しましょう。
祖父母の家はおばあちゃんが仕切っていることが多いでしょうから、
その前に渡さないほうがいいでしょう。
実家の場合は過去のことを思い出し、義実家の場合は夫に思い出してもらうか、
用意しておいてまわりに合わせます。
もし、親戚が遠方に転勤などしてしまって会えない場合は、まわりに合わせましょう。
・おばあちゃんに預ける
・それぞれが郵送する
・あげない
親戚の人数が多ければ、一軒くらいお年玉を貰えなくても目立ちませんが、
親戚の数が減ってきた最近では目立ってしまいます。
貰えるはずのお年玉が貰えなかった、預けたつもりがわからなくなってしまった、
うちはお年玉をあげたのに、貰っていないとついもやもやしてしまいます。
もし、まわりの親戚がおばあちゃんに預けていなくても、近しい間柄であれば、
郵送するのはいかがでしょうか?
現金書留は金封にお金を入れたまま、封筒に入れることも出来ますし、
手紙を添えることも出来ます。
子供といとこが仲が良かったのなら、お年玉を郵送するタイミングで
子供から手紙を書いてもいいですね。
手紙を書くチャンスはどんどん減っていますので、とてもいい機会です。
文通に発展したら楽しいですね。
ただし、現金書留に手紙を添えることは出来ても、普通郵便に現金を入れたり、
荷物を送るゆうパックなどに現金を入れることは出来ません。
もし、どうしても現金書留が送りにくいようでしたら、
図書カードは如何でしょうか?
図書カードは他のプリペイドカードと同様に
そのチャージされた金額の範囲内であれば、何度でも使えますし、
普通郵便でも送れるからです。
お年玉の渡し方~親戚以外の子供にお年玉を渡す場合~
習い事の先生の子供や近所の子供などは、お付き合いの程度によって
お年玉をあげるかどうか決めて良いでしょう。
その場合は、松の内(関東は7日まで、関西は15日まで)に直接会った子供に対して、
挨拶をしたタイミングで渡すのが良いでしょう。
お年玉は何歳まで?お年玉の相場は?
現在のお年玉の相場はこんな感じです。
もちろん、家庭によって地域によって異なると思いますので、
まわりに合わせましょう。
年齢 | 金額 |
0~6歳まで | 1,000円~3,000円 |
小学生 | 2,000円~5,000円 |
中学生 | 5,000円程度 |
高校生 | 5,000円~1万円 |
お年玉を高校生までとするか、20歳までとするか、大学卒業するまでかは
まわりの親戚と同じようにします。
大学生ともなれば、アルバイトをするなどしてお小遣いを
持っているかもしれませんが、
大学生の教科書はとても高いので、教科書代を応援するつもりで
大学卒業まで渡すとしても良いでしょう。
また、成人式はお年玉とは別にお祝いしてもいいですし、一緒にしても良いでしょう。
これもまわりの親戚と同じにします。
まとめ
お年玉は金額も上がり、なにかと煩わしいことも多いのですが、
新年を祝う大切な行事のひとつと考えましょう。
お年玉を渡すタイミングは挨拶を済ませた直後と考えてよいでしょう。
実家や義実家の場合はおばあちゃんのやり方に合わせましょう。
わが家はいくら渡したのに、いくらしか戻って来ないと
現在の時標で考えるのではなく、
自分が子供の頃に貰っていたものが、渡す立場になったのだと考えるとプラス、
マイナスと考える必要がなくなり、もやもやも解消されます。
渡す子供はどんどん大きくなりますので、ノートなどに控えておくと
金額にばらつきがなくなります。
去年と今年で金額が下がってしまうとおかしいからです。
お正月の大切な行事のひとつとして、未来へも引き継がれていくといいですね。