冷凍果物の賞味期限は1か月!冷凍できるおすすめ果物も紹介

mix-berries 果物・保存、賞味期限

冷凍したものって賞味期限はどれくらいか知っていますか?

我が家には冷凍したブルーベリー、いちごがありますがなんと冷凍したのは2年前…

 

これって食べれるのでしょうか?

 

冷凍した果物の賞味期限と冷凍にお勧めな果物をまとめてみました!

 

 

冷凍した果物の賞味期限は?

 

 

家庭用冷凍庫だと、冷凍保存期間は夏で3週間~1ヶ月、真冬だと1ヶ月半程度が、
あまり味も落ちず美味しく食べる事ができます。

 

もちろんそれ以降でも食べる事ができますが徐々に冷凍やけが出てきたりして
食べた時に「ん…?」って感じの味になっていくのは確実です。

それでもやはり3ヶ月…ぐらいが目安ですかね。

 

そこでこんな疑問が…

 

すでに冷凍されている市販のブルーベリーや冷凍野菜などは1年以上賞味期限がありますよね?

 

市販のものは急速冷凍されていますが保存は一般家庭の冷凍庫になります。

 

でも特に他の保存料が入ってそうでもなさそう…

 

 

じゃなんで市販の物と家庭で冷凍したものでこんなに保存期間が変わってくるのでしょうか?

 

 

家庭で冷凍した果物と市販のもの。賞味期限の長さが違う理由は?

 

 

業務用の冷凍庫は-30℃以下で冷凍されています。
でも家庭用は性能のいいものでも-18℃までしか下がりません。

なのでまず最初から、冷凍温度が違うんです!
これはどういう事を意味するのかというと、
完全に冷凍状態になるまでにそれだけ時間がかかることを意味します。

 

冷凍するまでの時間が長くかかればその分食品の劣化がおきます。

 

さらに業務用は、製造からパッケージまできちんと管理されていてほぼ無菌状態で
作業をすることができますが、家庭ではそこまでするのは不可能!

 

雑菌だらけです。

 

ですので冷凍状態になる前からすでに、管理状態に大きな差がでています!

 

しかも家庭用冷凍庫は、業務用より小さく、その上開け閉めの回数が多いので、
冷凍庫内の温度が上がりやすく、食品の劣化のスピードが早まってしまいます。

 

ですので、冷凍された市販の物でも買った後は、
1年と言わずにできる限り早めに消費した方が良いですよね。

 

 

業務用は衛生管理がしっかり出来ているので、冷凍される前から食品の状態が良いです。

 

だから、家庭で冷凍食品を作るより、長持ちするのは当然といえるでしょう。

また、解凍後の日持ちも変わってきます。

 

少しでも冷凍食品を長持ちさせるには?!

 

冷凍庫内の状態を良くしておくこと。

具体的にどうしたらいいかというと

 

  • 整理整頓

  • 霜などを除く

  • 入れる前に出来るだけ冷却して、温度を下げておく

  • 冷凍する食品は、粗熱を取る

  • 出来るだけ薄く広げ、アルミ盆などに乗せる(出来るだけ速く冷凍させる為)

  • 食品に雑菌をつけないように清潔に扱う

  • 冷凍庫の開閉回数を出来るだけ減らす

  • 出来れば冷凍能力の高い冷凍庫を使う

 

 

冷凍できる果物は?おすすめの果物と冷凍方法をご紹介

 

 

1.みかん、オレンジ

 

frozen-mandarinorange

 

冷凍フルーツと言えば今も昔も、冷凍みかんですよね。

 

冬場にコタツで食べるのもいいですね。

丸々冷凍する方法と、ふさに細かく分けて冷凍する方法をご紹介します。

 

 

冷凍方法(丸のまま冷凍する場合)

 

1.皮をむかずそのままのみかんを水洗いしてから水分を拭きます

2.冷凍庫で凍らせます

3.凍ったら一度取り出して、冷たい水にさっとくぐらせます

4.今度は水分を拭き取らず再度冷凍庫で凍らせます(表面に氷の膜を作ることでより美味しく冷凍することができます。)

5.食べるときは、一度さっとお湯にくぐらせると皮がむきやすくなります。

 

 

みかんの冷凍方法(ふさごとに分ける場合)

 

みかんの皮をむき、ふさごとに分け、重ならないように平らに並べて冷凍します。

 

 

2.バナナ

 

frozen-banana

 

バナナは冷凍と相性がとてもいい果物です。

アイスクリームの代わりとしても美味しく食べることができるので冷凍庫に常備しておくと便利です。

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バナナってすぐ色が変わりますが変色が気になる場合はレモン汁を少しかけてから凍らせると変色を抑えることができます。

 

 

冷凍方法(丸ごと冷凍する場合)

 

よく熟したバナナの皮をむき、レモン汁少々をまぶして1本ずつラップにくるんで冷凍します。

 

 

冷凍方法(スライスする場合)

 

バナナの皮をむいて一口大にしカットします。レモン汁を少しかけて、重ならないように並べて冷凍します。

 

 

冷凍方法(つぶして冷凍する場合)

 

1.バナナの皮をむいて、レモン汁を少しかけてラップでふんわり包みます

2.上から手やコップの底で押さえて軽くつぶします

3.冷凍します。そのままでも食べやすく、離乳食やデザートなど加工もしやすいのでオススメ!

 

 

3.ぶどう

 

 

 

ぶどうは冷凍させると、一口大のアイスになります!
また甘みも濃縮されてとても美味しいですよ。

 

 

冷凍方法

 

ぶどうを、ふさから一つずつ外してよく洗います。フリーザーバックなどの保存袋に入れて冷凍します。

 

食べるときは、凍った状態でさっと水をかけると皮が簡単にむけて食べやすいですよ。

 

 

4.イチゴ

 

子供も大人も大好きないちご。イチゴも冷凍できちゃいます!

 

冷凍する前に砂糖をまぶしておくとくっつかなくていいですよ。

 

しかも果物の中で特にいちごは砂糖を塗ってから冷凍するとぐんと冷凍期間が伸びるんです!

 

他にも砂糖をまぶしてから冷凍する方法は、ブルーベリー、ラズベリーなどほかのベリーにも使用できます。

 

 

冷凍方法

 

いちごをよく洗ってからヘタを落とします。

1パックに対し砂糖大さじ1半をまぶしてフリーザーバックなどの保存袋に入れて冷凍します。

 

 

5.パイナップル

 

私も大好きですが市販の冷凍パイナップルは人気ありますよね。

 

それを自分で作ることができたら、大きさも好きなように作ることができてしまいます!

 

アイスのようにして食べたい時は冷凍する前に割りばしなどをさしてから冷凍することもできますよ。

 

 

冷凍方法

 

パイナップルを洗って皮をむき、好きな大きさにカットします。

水気を取ったものをフリーザーバックなどの保存袋に入れて冷凍します。

 

 

6.梨

 

梨は、冷凍すると意外と美味しいんです。冷凍してもカチカチにはならず
シャーベットのような食感を楽しめ、本来の梨の優しい甘みを味わうことができますよ。

 

 

冷凍方法

 

梨はよく洗い、好みの大きさにカットします。

 

フリーザーバックなどの保存袋に入れて冷凍します。

 

 

7.キウイ

 

冷凍したキウイはヨーグルトやスムージーなどを食べるときにとても便利です。

 

冷凍キウイを作る1番のコツは、熟したものを使うこと。

 

買ってきたキウイがまだ熟していなければ、数日置いて追熟させてから冷凍しましょう。

 

 

冷凍方法

 

キウイをよく洗い、皮をむいてお好きな大きさにカットします。

 

それを重ならないように平らに並べて冷凍しましょう。

 

 

8、りんご

 

りんごはくし切りにするか、すりおろしてから冷凍するが便利です。

くし形切りの場合は完全に冷凍せず、半解凍で食べるとシャキシャキとした食感がたまりません!

 

 

すりおろしたりんごはカレーの隠し味や肉料理のソースにも使えて便利ですよ。

 

 

【冷凍方法①】くし形切り

 

りんごは皮をむかずそのままくし形切りにし、芯を取り除きます。

 

ラップやオーブンペーパーを敷いたバットの上に並べて、ラップをかけて凍らせ、凍ったら冷凍用密閉保存袋に移し替えます。

 

冷凍庫で約2〜3週間保存することができますよ。

 

また、変色が気になる場合は塩水にさっと浸けて、水気をきってからから冷凍すると変色を抑えることが出来ます。

 

 

【冷凍方法②】すりおろし

 

りんごの皮をむいてから、すりおろして冷凍用密閉保存袋に入れて
薄く広げたものをバットにのせて平らにして冷凍します。

 

冷凍庫で約2〜3週間保存することができます。

 

使う時は袋ごとぱきっと折って、必要な分だけ取り出せます。

 

※りんごはすりおろしたらすぐに変色が進みますが、レモン汁を少量混ぜると変色を和らげることができますよ。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

冷凍した果物の賞味期限と長持ちさせる方法、冷凍に適した果物と冷凍方法を紹介させて頂きました。

 

 

上手に冷凍して美味しく頂いてくださいね。

 

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