会社に就職したりバイトを始めたり、甥や姪が生まれたなど、
きっかけは人それぞれですが来年のお年玉について考える時が来るかと思います。
何歳から渡したらよいのか?自我が芽生えていないのに現金を渡すのはちょっと…
はたまたピン札が良いのか?結婚式のように縁起の良い金額にすべきか?
当日の渡すタイミングは?などなど。
結構考え出すと疑問が出てくるものです。
年末の忙しい時期に少しでも悩みを増やさぬよう、
何が正解で何が間違いなのかを一緒に見ていきましょう!
お年玉は何歳から渡す?
甥や姪が生まれて渡さなくちゃいけないけど稼ぎもそんなにないし、
出来れば渡したくないな…など
理由は様々でしょうが、何歳から渡そうか迷われる方がたくさんいることでしょう。
一般的に自分の子供にお年玉をあげる年齢は5歳からと言われており、
甥や姪に渡す年齢は0歳又は5歳からと二つに意見が分かれる傾向にあります。
2つに分かれる要因として前者は甥や姪が生まれた喜びから
お祝いの気持ちもあってのことだと思います。
ですのでお年玉を渡す相手に自我が芽生えてきて、
お年玉が欲しそうな雰囲気が出てきたらあげるくらいでも問題はないでしょう。
ただそれまで何もあげないのは可哀想だと思う方は子供が遊べそうな玩具やお菓子、
親が喜ぶベビー用品などで代替えするのも一つの方法です。
お金ではなく物で渡すと、もらう側も受け取りやすいですしね。
お年玉いくら渡す?
次に気になるのが金額ですよね。
住信SBIネット銀行株式会社が行った~お年玉に関する意識調査2019~によると
小学生未満 … 1000円以下
小学校低学年… ~3000円
小学校高学年… ~5000円
中学校 … ~5000円 又は ~10000円
高校・大学生… ~10000円
と大体この位の年齢には、この位の金額を渡そうと考えている方が多いようです。
http://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2018/1220_11379.html
この数字をもとに考えると5歳ごろからあげはじめるとして
1年ごとに500円ずつ位増やしていくのが丁度良いのではと考えます。
もちろんこれは相場であって、お年玉の金額は気持ちですので自分の
お財布と相談しながら金額を決めましょう!
お年玉何歳まであげたらいいの?
中学生になったタイミングでお年玉をあげることを止めようと考える方が多いようです。
しかし年の離れたご兄弟がいる場合や親戚の集まりの際に
兄弟姉妹のような年の差の親戚がいた場合などのことを考えると
中々現実的ではないような感じがします。
中学生や高校生の年頃の子たちの気持ちを考えると何かと
出費のかかる時期だと思います。
せめてバイトが出来る年齢や環境になるまでは、
あげることを考えてあげても良いのではないでしょうか。
お年玉をあげる際のマナーってあるの?
冒頭でも触れましたがピン札が良いのかどうかに関して特に決まりはありません。
もしあなたが新年を新しい気持ちで迎えてほしいから、お札もピン札で渡そうとか、
ピン札で渡さないと格好が悪いからなどを考えない限りは
こだわる必要はないでしょう。
ただし人に渡すものなので、ある程度は綺麗なものが良いとは思いますが…笑
もしピン札を用意したい場合は『銀行窓口』で両替やピン札での引き出しをすることで手に入れることができます。
最近では銀行内にピン札に両替するためのATMも用意されている場所もあるみたいですが探すのが手間になるかもしれません。
次にポチ袋にお札を入れる場合ですが三つ折りでいれましょう。四つ折りは死を連想させるので縁起が悪いとされているため控えておきましょう。
お札の折り方は顔を表として左側→右側の順番に折ります。複数お札がある場合は重ねて折ります。
ポチ袋へは表面が前に来るよう硬貨とお札の向きを揃えます。お札は開いたら顔が見えるように、硬貨は年号が書いていない方を表として入れましょう。
またピン札をなるべく曲げたくない!という方もいるでしょう。その場合は、しっかりと折り目をつける必要はありません。ふんわりと曲げポチ袋を膨らませるようにして入れましょう。
年齢によってですが子供は質より量を重視します。そのポチ袋の膨らみに胸を高鳴らせるでしょう。
・渡すタイミング
ずばり子供に会ったタイミングが良いでしょう!
ある程度年齢を重ねた子供なら、お正月に合う大人からはお年玉を少なからず期待してしまうもの…
お金のことで終始そわそわしている姿を見ているのも、あまり良いものではありませんしね(笑)
ただし注意点とて、その子供の親の前であげるようにしましょう。その家庭がどのような金銭管理をしているかを把握することは難しいですが、大抵子供のうちは親がお金の管理をするものです。
また親は子供にお年玉をくれた人へお礼を述べておきたいと考えます。後々もらったことが発覚してお礼の連絡をしなくちゃとなってしまったら、もらった方も、あげた方も気を遣うことになりかねません。
そうならないためにも、この点は押さえて置きましょう!
・まとめ
何かと忘年会や新年会、里帰りなど出費の多い年末年始。
お年玉の出費は馬鹿にならないですよね。
でも可愛い子供の喜ぶ顔が見れると期待して、お年玉を用意されてみてはいかがでしょうか?